びびっと
~メトコアを巡る10の出来事~
Produced by : ゆうみ
All Songs Arranged by : ゆうみ with シャッポ
All Songs Written by : シャッポ
Key-harmonica by : アトラ
Jacket Design: ごっこ
Special Thanks : あかり
Release 2024.04.07
音源
PV
サブスク配信
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販売
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収録曲
01.Singer Song Writer
02.オールドファッション
03.Moonlight Party
04.向日葵畑でつかまえて
05.ピュア・ジェーン
06.Honey You
07.星屑の演奏会
08.四つ葉のクローバー
09.曖昧ガール
10.女心と秋の空
1.Singer Song Writer
作詞・作曲:シャッポ 編曲:ゆうみ with シャッポ
We can 1,2,3 We can 1,2,3
音符跳ねる 陽気な気分
We can 1,2,3 We can 1,2,3
弧を描く 軽快なリズム
暗い未来 しょっぱい そんな世界は飛んでけ
元気真っ向パワー 輝いてる光目指して
We can 1,2,3 We can 1,2,3
音符跳ねる 陽気な気分
We can 1,2,3 We can 1,2,3
奏でてる希望から紡ぐメロディ
暗い未来 しょっぱい そんな世界は飛んでけ
元気真っ向パワー 輝いてる光目指して
We can 1,2,3 We can 1,2,3
音符跳ねる 陽気な気分
We can 1,2,3 We can 1,2,3
奏でてる希望から紡ぐメロディ
今回のアルバムの1曲目は勢いのある曲にしたくて、曲調は1960年代前期のオールドポップス風なんですけど、まさしくビートルズ的な。追いかけるようなコーラスとか入れて作ってみました!
私にとってビートルズってファンタジーでもありリアルでもあり、そんなノリやリズムにのせて「曲を作る」ことをテーマに作った曲です。
原曲を聴いた瞬間に「ザ・ビートルズ」が浮かんだので、オールドロックっぽさを残しつつも古臭くなりすぎない感じのサウンドにしました。
2.オールドファッション
作詞・作曲:シャッポ 編曲:ゆうみ with シャッポ
あの人もほら 見とれてく
明日の方角 向き進む
夢のような ストロベリーファンシー
うねるような ソナチネ
甘さがほどよく芳醇 揺らぐ手に与え
あの人もほら 見とれてく
明日の方角 向き進む
暮れる空 ブルーベリーファンシー
くねるような 彼方へ
あなたが思うように 笑う日来るまで
あなたが思うように 笑う日来るまで
古い拘りを 絡める in this side
ふいにそう思わせる forever
あの人もほら 見とれてく
明日の方角 向き進む
夢のような ストロベリーファンシー
うねるような ソナチネ
甘さがほどよく芳醇 揺らぐ手に与え
あなたが思うように 笑う日来るまで
こちらも1960年代のオールドポップスを意識して作った曲で、ちょっと古臭い雰囲気ってどことなく味があって良いなぁってなるような渋めな曲になったと思います。ギター一本で弾き語りできるような曲がいいなと思って作りました。
どこか懐かしさの感じられるメロディだったので、アコースティックな感じに仕上げました。
3.Moonlight Party
作詞・作曲:シャッポ 編曲:ゆうみ with シャッポ 鍵盤ハーモニカ編曲・演奏:アトラ
ああ 楽しい時
いつまでも終わらないように
さあ 夜明けまで
みんなで肩並べながら
時が止まり ここにいるだけでいい
分かり合える魔法
月の明りが 包み込む丘で
自由気ままに 笑い合いたいな
遠いあの日が 今蘇る
ああ 悲しい時
素直に打ち明けられる場所
さあ 眠るまで
羊の背に乗りながら
時が進み そばにいられなくても
思い出せる魔法
月の明りが 照らしだす街で
このひとときを わかちあいたいな
星が消えてく 空を眺めて
月の明りが 包み込む丘で
自由気ままに 笑い合いたいな
遠いあの日が 今蘇る
遠いあの日が 今蘇る
ピアニカ奏者のアトラさんから、「ワルツ風な曲ってどうだろう」と言われて、初めて三拍子の曲にチャレンジしてみた曲です。曲のテーマもアトラさんからヒントをいただきまして、夜が更けていく中で仲間たちと楽しい時間を共有できる贅沢な時間をイメージして作りました。アトラさんの技ありピアニカ演奏に注目して聴いてみてください!!
「みんなで仲良く夜明けまで語り合っているようなイメージ」とのことだったので、それを踏まえてアレンジしました。
ピアニカはアトラちゃんの素敵な生演奏なので必聴です!
曲の一部に入っているハンドクラップですが、実は私も一緒に手を叩いてます!(これも必聴!!)
4.向日葵畑でつかまえて
作詞・作曲:シャッポ 編曲:ゆうみ with シャッポ
砂の浜辺に麦わら帽子 風に飛ばされ
波音 揺らぐ太陽
焼ける日射しに燃え尽きたように影も踊る
汗ばむシャツをつまんで
ざわめく向日葵 焦げた夢
重なる雲に 移り行くある夏を見た
走る 桟橋から見える道を
あの人に追いつけないまま
暮れる夕日に辿り着いて見た景色も
まぶしい記憶の欠片になる
流れる水はまるで鏡のように映した
心の中の花火
青く広がる海と空にこの身委ねて
安らぐ間もない旅路
きらめく向日葵 溶けた夢
潮風浴びて またここに来ると感じてた
燃える ビートに舞う 炎のbody
熱いこの日のときめきを
渇く喉の奥から湧きだす言葉も
かすれるほどに 縺れるまで
走る 桟橋から見える道を
あの人に追いつけないまま
暮れる夕日に辿り着いて見た景色も
まぶしい記憶の欠片になる
蒸し暑い夏をイメージして作ってみました。ゆうみさんのアレンジがとても素晴らしくて、私のイメージしていた世界観にすごくピッタリでびっくりしました!
疾走感ありつつも、ややヘビーなサウンドで蒸し暑い感じを出してみました。
5.ピュア・ジェーン
作詞・作曲:シャッポ 編曲:ゆうみ with シャッポ
振りむけば 夕日の影に
隠れてしまいそうなシルエット
真夏の太陽の光
溶けてしまいそうな ピュア・ジェーン
なだらかな道
変わる季節の中で
そよ風に誘い込むよな夏の日
さざ波が明日を探してる
幸せを運ぶ小鳥のハーモニー
いつもより甘い瞬間続いて
窓開けて 飛び込む空に
溢れてしまいそうなベルベット
高まる期待を通り越し
夏に彩られる ピュア・ジェーン
揺れる木漏れ日
眠りの果実抱いて
そよ風に誘い込むよな夏の日
潮騒が今日も探してる
とびきりのまどろみ帯びたハーブティー
暮れ滲むこの世界包んで
なだらかな道
変わる季節の中で
そよ風に誘い込むよな夏の日
さざ波が明日を探してる
幸せを運ぶ小鳥のハーモニー
いつもより甘い瞬間続いて
夏がテーマの曲で「向日葵畑でつかまえて」とはまた違った爽やか路線の曲にしてみました。今回のアルバムを作るにあたって、ゆうみさんに「どんな曲が入ってたら嬉しいですか」と聞いたところ、爽やかな夏の曲と言われたので、そのアンサーとして作った曲でもあります!
この曲も夏がテーマですが、爽やかで優しいアレンジにしました。
6.Honey You
作詞・作曲:シャッポ 編曲:ゆうみ with シャッポ
これ以上頑張れないほど
体も心も疲れて
挑んで戦ったんだ 怖くても
ダメだった景色だけがずっとよぎってる
HONEY YOU 夢は遠のいても
風まかせ
ひとりきり 励ます love’in blue
HONEY YOU 暗い本音の部屋
正念場だね
揺れ動く 感情に求めて
HONEY YOU 夢は遠のいても
風まかせ
ひとりきり 励ます love’in blue
HONEY YOU 暗い本音の部屋
正念場だよね
揺れ動く 感情に求めて
これ以上頑張れないほど
体も心も疲れて
挑んで戦ったんだ ダメだったんだ
怖かったんだ…
こちらも1960年代ポップスを意識した曲で、「ひたすら疲れた~!」というのを歌ってます。ハニーって恋人を指すことが多いと思いますけど、この曲の場合は自分自身のことです。
アレンジでもの悲しさを感じさせつつも、少し疾走感を出してみました。
メロディーラインがエモくてけっこう好きな1曲です!
7.星屑の演奏会
作詞・作曲:シャッポ 編曲:ゆうみ with シャッポ 鍵盤ハーモニカ編曲・演奏:アトラ
星空の下 みんなで囲む この街角で
吹き抜ける風に 奏でる音がそっと混じる
今宵限りの素敵な出会い コンサートへようこそ
夜の鏡に 映る笑顔を焼き付けて
帰らぬ思い出 いくつもの
心の中の箱に 閉まってる
夢でも会えたらいいのにな
流れる月日に そっと想い巡らせ
揺らめく銀河のカーテンに
思わずそっと見とれて 止まった
9月の空が 遠く広がる どこまでも遠く
忘れないように 心の隙間を埋めてく
眺める景色に 追い抜かれ
取り残された過去に 眠ってる
夢でも会えたらいいのにな
あの日の歓声 ずっと胸に宿って
輝く光を辿れば
いつかは きっと続きが 見れるよ
夢でも会えたらいいのにな
流れる月日に そっと想い巡らせ
揺らめく銀河のカーテンに
思わずそっと見とれて 止まった
前作の「ブラボー」完成記念でやったコンサートのことを思い浮かべて作った曲です。応援してくれた皆さんの顔を思い出しながら作りました。
この曲はMetronome Core初の6/8拍子です!
他の曲とはまた違ったグルーヴ感をお楽しみ下さい!
それから、曲中に入っているピアニカはアトラちゃんの素敵な生演奏です!(必聴!!)
8.四つ葉のクローバー
作詞・作曲:シャッポ 編曲:ゆうみ with シャッポ
幸せの種 南風から
運ばれて芽生える 何もない大地に
希望の道筋に流れ たどり着く
揺れる気持ちを体で受け止めて 夢を探し
すべてのことが 今生まれてく もっと先に出会いや別れが待っている
それでも忘れないで 受けたもの全部
たとえ誰にも拍手されない世の中であっても
きっと 心の中にある 熱いときめきの鼓動は
いつか出会う人とのため 奇跡の時
懐かしい メロディライン
胸の奥にある ずっと
限りないもの 手のひらには
一輪のクローバー
森のカフェから聞こえる声に
集まってくるぬくもりを感じていたい
愛と神秘の花に 勇気付けられて
変わる景色をこの目で見収めて 心癒し
きっと 心の中にある 熱いときめきの鼓動は
いつか出会う人とのため 奇跡の時
悲しみを 振り払い
安らぎのこの場所で
繰り返しでも 何度となく
咲かせるよクローバー
きっと 心の中にある 熱いときめきの鼓動は
いつか出会う人とのため 奇跡の時
懐かしい メロディライン
胸の奥にある ずっと
限りないもの 手のひらには
一輪のクローバー
ノリノリで明るいJPOPを目指してギターで作ってると、気づいたら無意識にリズムがモータウンビートになってました!
ゆうみさんのピアノが踊りまくるかわいいアレンジがとてもお気に入りです!
モータウンビート特有の楽しくてウキウキする感じが出てると思います。
アレンジしててものすごく楽しかったです!
9.曖昧ガール
作詞・作曲:シャッポ 編曲:ゆうみ with シャッポ
重なる雨雲のように虚ろな曖
途切れ途切れの間に寄り添うよな昧
もうこれ以上に すり減らせない
OH 心の闇
曖昧ガール、woman この胸に駆け抜ける
曖昧ガール、woman この胸に駆け抜ける
赤く赤く燃える 炎のよな曖
青い青い空に 持って生まれた昧
もう人波に 埋もれたくない
OH 今も明日も
曖昧ガール、woman この胸に駆け抜ける
曖昧ガール、woman この胸に駆け抜ける
曖昧ガール、woman この胸に駆け抜ける
曖昧ガール、woman この胸に駆け抜ける
ドストレートな分かりやすいマイナーポップスを作りたいなあと考えて出来上がった曲です。ゆうみさんのアレンジで迫力さが増し増しになりました!
原曲は実はもっと軽快な感じだったんですが、アレンジの段階で思い切って原曲とは大きくサウンドの方向性を変えちゃいました!!
10.女心と秋の空
作詞・作曲:シャッポ 編曲:ゆうみ with シャッポ
ひとりぼっちの鏡の中の世界
いつも見ていたそこはまるで夢のよう まだ遠くの方で声がする不安
ハートの形のティーカップをカタコトいわせ
そっと熱い紅茶を注ぎながら 溜息と蒸気に包まれる
雨上がりにふわり溶けて繋がった小道が
瞬く間に光浴びてキラキラと輝く
そんな風にこの世界は今日も素敵だから
ためしてみる秋の空へヒラヒラと羽ばたく
きっと憂いの中
退屈 憂鬱 思い出さえない夏
元気がない少女に問いかけて 互いに同じ顔で見つめ合う
花びら散る土の上でしぼんでた蟷螂
草の棘に切り裂かれてもがいてた羽蟻
暮れに滲む蒼い空に蝶々たちがゆらり
紅く染まる風に乗ってちらちらと飛び行く
ずっと夢見るまま
雨上がりにふわり溶けて繋がった小道が
瞬く間に光浴びてキラキラと輝く
そんな風にこの世界はとても素敵だから
ためしてみる秋の空へヒラヒラと羽ばたく
ずっと憂いの中
心に抱えた憂鬱について書いた曲です。「女心と秋の空」というのは、「女心は秋の空模様のように変わりやすい」という意味ですが、この曲では憂鬱な心の光と闇をテーマにしています。時には落ち込むこともあるけれど、光ある場所を見つけて笑顔で生きていたい、そんな気持ちです。
元々シャッポちゃんが公開していた曲のリアレンジ版です!
原曲とはまた多少雰囲気変わっているのでその辺りもお楽しみ下さい!
あとがき
音楽を続けていく自信みたいなものが生まれた
私としては、前作のアルバム『ブラボー!!』が、すべてを出し切ったアルバムだったんです。もうこれ以上の音楽は自分には作れないだろうと思っていました。
ただ、とりあえず作曲は続けていきたいなあという気持ちと言うか、ゆうみさんと一緒に音楽をしていきたいという気持ちがありましたので、その旨をゆうみさんに話したところ、じゃあ新作をアルバムでまた作ろうという話になったわけです。それが忘れもしない2024年の1月5日。
ただし、新作のアルバムは2月末までに作りきりましょうと言われまして、一瞬どういうことだろう!?って思いました。だってアルバム作りきる猶予が2ヶ月もないわけですから。
これはプロデューサーであるゆうみさんがきっと私を試しているに違いない、そして、この挑戦を放棄すればMetronomeCoreの活動はもうできないかもしれない…、そういう追い込まれた状況が私の作曲魂に火を付けたと言っても過言ではありません。ゆうみさん、ナイスプロデュースです(笑)
そして、アルバムに収録される10曲の納品をほぼ1カ月で終わらせました。無我無心で作曲と向き合って作り切ったのですが、その時に新しい手応えのようなものも感じていたのです。これからも曲作りを続けていけば、もっともっと良いものや新しい何かに出会えるのではないだろうかと言った、得体の知れない何かしらの大きな自信を得ることができたのです。
これは、プロデューサーによる追い込みが結果的にこのような形で私を導いてくれたわけなので、ゆうみさんにはとても感謝しております。
自分のすべてだと思い込んでいたものから解き放たれたかのような気持ちになりました。自分も気づいていない可能性が自分にはまだまだ眠っていると確信した瞬間です。これはこれからも音楽を続ける上で、とても大きな収穫となりました。
できあがった『びびっと』は、私の音楽のルーツのひとつでもある1960年代のオールドポップス(ビートルズなど)や、私が幼少期に聴き馴染んでいたであろうポップスなど、私の過去の扉を開いてくれたアルバムとなっています。まだまだやりたいことが生まれてくる中で、綺麗な落としどころを見つけて作れたアルバムになったのではないかなあと感じています。
今回のアルバム『びびっと』は、ゆうみさんのアレンジがされた曲を聴いて「びびっと来た!」というところからアルバムタイトルが生まれました。このアルバムを聴いてくださる方々に、1曲でも2曲でも「びびっと来た!」と思っていただけるような楽曲があれば嬉しく思います。
そして、これからも新しい挑戦を色々としていきたいなあという思いもこめて、今回のアルバムの完成はその新しい挑戦に決して欠かせない通過点であるとも感じております。
ゆうみさんとなら、きっと、新しい道を冒険できる。
2024年4月 シャッポ
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