びびっと
~メトコアを巡る10の出来事~
Produced by : ゆうみ
All Songs Arranged by : ゆうみ with シャッポ
All Songs Written by : シャッポ
Key-harmonica by : アトラ
Jacket Design: ごっこ
Special Thanks : あかり
Release 2024.04.07
音源
PV
収録曲一覧
※全曲の歌詞、アーティストコメントと、YouTube Music にある音源を各ページで聴くことができます(無料)
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あとがき
音楽を続けていく自信みたいなものが生まれた
私としては、前作のアルバム『ブラボー!!』が、すべてを出し切ったアルバムだったんです。もうこれ以上の音楽は自分には作れないだろうと思っていました。
ただ、とりあえず作曲は続けていきたいなあという気持ちと言うか、ゆうみさんと一緒に音楽をしていきたいという気持ちがありましたので、その旨をゆうみさんに話したところ、じゃあ新作をアルバムでまた作ろうという話になったわけです。それが忘れもしない2024年の1月5日。
ただし、新作のアルバムは2月末までに作りきりましょうと言われまして、一瞬どういうことだろう!?って思いました。だってアルバム作りきる猶予が2ヶ月もないわけですから。
これはプロデューサーであるゆうみさんがきっと私を試しているに違いない、そして、この挑戦を放棄すればMetronomeCoreの活動はもうできないかもしれない…、そういう追い込まれた状況が私の作曲魂に火を付けたと言っても過言ではありません。ゆうみさん、ナイスプロデュースです(笑)
そして、アルバムに収録される10曲の納品をほぼ1カ月で終わらせました。無我無心で作曲と向き合って作り切ったのですが、その時に新しい手応えのようなものも感じていたのです。これからも曲作りを続けていけば、もっともっと良いものや新しい何かに出会えるのではないだろうかと言った、得体の知れない何かしらの大きな自信を得ることができたのです。
これは、プロデューサーによる追い込みが結果的にこのような形で私を導いてくれたわけなので、ゆうみさんにはとても感謝しております。
自分のすべてだと思い込んでいたものから解き放たれたかのような気持ちになりました。自分も気づいていない可能性が自分にはまだまだ眠っていると確信した瞬間です。これはこれからも音楽を続ける上で、とても大きな収穫となりました。
できあがった『びびっと』は、私の音楽のルーツのひとつでもある1960年代のオールドポップス(ビートルズなど)や、私が幼少期に聴き馴染んでいたであろうポップスなど、私の過去の扉を開いてくれたアルバムとなっています。まだまだやりたいことが生まれてくる中で、綺麗な落としどころを見つけて作れたアルバムになったのではないかなあと感じています。
今回のアルバム『びびっと』は、ゆうみさんのアレンジがされた曲を聴いて「びびっと来た!」というところからアルバムタイトルが生まれました。このアルバムを聴いてくださる方々に、1曲でも2曲でも「びびっと来た!」と思っていただけるような楽曲があれば嬉しく思います。
そして、これからも新しい挑戦を色々としていきたいなあという思いもこめて、今回のアルバムの完成はその新しい挑戦に決して欠かせない通過点であるとも感じております。
ゆうみさんとなら、きっと、新しい道を冒険できる。
2024年4月 シャッポ